跳び箱練習の紹介です。

9月。
運動会に向けて、いよいよ跳び箱の練習が始まりました。


子どもたちは、年少さんのころから、運動会でカッコよく跳び箱を飛ぶ年長さんの男の子の姿を見続けてきました。



自分も年長さんになったら、カッコよく跳び箱を飛びたい



あこがれ続けてきた跳び箱に、今年は自分が挑戦します!



古川先生
「今日からみんなは、跳び箱に挑戦します。
さて、なんで跳び箱をやるんですか?」




「運動会があるから」



古川先生
「運動会のためだけに跳び箱をやるんですか?
運動会が終わったら、もう跳び箱は終わりですか?
それでは先生悲しいなぁ。」



「・・・」



「さて、なんで跳び箱をやるんでしょう?」



「・・・?」



「今日からみんなは運動会まで一生懸命練習します。
一生懸命頑張って、見事8段飛べたらカッコいいけれど、
もしも、失敗して、8段飛べなかったら、どうですか?」



「カッコ悪い」



「カッコ悪いですか?
先生はそうは思いません。



運動会で跳び箱を飛べたら、それはカッコいいけれど
もしも、一生懸命練習して、飛べなかったとしても、カッコいいと思います。
みんなが一段でも高く飛べるように、努力すること、頑張ることがカッコイイと思います。



できなかったことができるようになるのは、とてもステキなことです。
でも、たとえ失敗しても、あきらめず努力すること、頑張りつづけることはもっと素敵なことです。



運動会のためだけに跳び箱をするのではなく
運動会が終わっても、一段でも高く飛べるように、努力し続けてほしい、
あきらめない心、挑戦し続ける心を、跳び箱を通して学んでもらえたらうれしいです。」



いつもと違う真剣な古川先生の表情
祐貴先生と愛実先生の表情に
子どもたちの緊張感が高まってゆきます。



ホールには
今日子どもたちが挑戦する
1段の跳び箱



2段の跳び箱



3段の跳び箱



4段の跳び箱が準備されています。



いつもと違う凛とした空気がホールに張り詰めています



跳び箱を通じて子供たちに学んでほしいことは
跳び箱だけではありません



ホールに入るときは大きな声でしっかり挨拶してほしい






礼に始まり、礼に終わるという言葉がありますが
礼は「道」を究めるときの基本になるもの
大きなことに挑戦するときこそ「礼」を大事にしてほしいと、礼儀作法をしっかりと伝えてゆきます。






今日は跳び箱初日





ロイター版の使い方や
足の踏み切り方を丁寧に子どもたちに伝えます















そしていよいよ
初めての跳び箱







この瞬間から子どもたちの挑戦が始まります






1段の跳び箱がうまく飛べた子はハンコをもらい、
2段の跳び箱に挑戦します



子どもたちはこうやって1段1段
高い跳び箱に挑戦してゆき
本番では8段の跳び箱に挑みます







コツがつかめず1段目で苦戦する子もいます







みんな自分の限界にぶつかりながら、その壁を乗り越えようと懸命に跳び箱に挑みます







古川先生、祐貴先生、愛実先生は
挫けそうになることもある、子供たちの心を、全力で支えます。







この最初の瞬間から10月7日の運動会までの間
子どもたちはどんな成長の記録を見せてくれるのか?








柱に刻むように、跳び箱に刻まれてゆく子供たちの成長の記録・・・
子どもたちの努力が、これから毎日続きます。


粘土遊びの紹介です(平成29年度の記事です)


この日きく組で、今一番ブームになっている「粘土遊び」をおこないました。




実は、この「粘土あそび」をした翌日は遠足でした。、
遠足のバスの中で、きく組の子どもたちにバスガイドさんが「幼稚園で何が好き?」と聞くと、
みんなが「粘土あそび!」と声を合わせて答えたそうです。




大好きな粘土あそびが始まると、子どもたちは夢中になって思う思うのものを作り始めます。





そして、次々に作ったものをみせてくれます。




「見て見てぇ」


「ブタだよ」



「見て見てぇ」


「ウィンナーパン」


幼児の粘土遊びは、創造力・想像力・自主性を伸ばすのに、最高の遊びと言われています。


粘土は自由自在な形に変化します。自分の働きかけで形が変わっていくことは、何よりも楽しいこと。



子どもたちは、柔らかなな発想でいろいろなものを作りだします。


「お寿司どうぞ」


「焼き鳥もあるよ~」


「ギョウザだよ。食べたべますかぁ?」


粘土遊びは、見立て遊び・ごっこ遊びに持ってこい!
テーブルでは、レストランゴッコを始める子どもたちや、


「怪獣だよ」


すると・・・
(お友達の作った)怪獣をみて


「僕も怪獣!」
と、怪獣を作り合い怪獣ゴッコをはじめるお友達や


「ピカチュウだよ!」と、怪獣を進化させてゆくお友達


「こっちはヘリコプターだよ!」



と無限の想像力で、遊びがどんどん発展してゆきます。




数ある遊びの中でも
テーブル同士のおしゃべりが、一番賑やかになるのが、この粘土あそび



「見て見てぇ」「へび」


「わたしも!」


「私はへびのおかあさんだよ」


粘土あそびを繰り返すたびに、
テーブルのお友達との関係性が育まれていき、クラスがどんどん仲良くなってゆくので、
「みんなの子を一つにすること」を、(この時期の)クラス目標に掲げていた麻里先生は、時間の合間を見つけては粘土あそびを取り入れていました。


先生も夢中になって、粘土あそびに熱中!


「遊びに始まり遊びに終わる」のが、粘土あそびの極意。





子どもたちは時を忘れて、次から次へと新しい遊びをクリエイトし、創造力の翼を羽ばたかせていました!!





童画あそびの紹介です(平成29年度の記事です)


きく組さんにとってこの日は
新年度はじめての童画あそびになります。


生まれて初めて童画あそびをするお友達も多いので
麻里先生は、ゆっくり、ていねいに、
今日やることをみんなに教えてゆきます。


「今日は、みんなで童画あそびをしたいと思うので、机は片づけました。」


「今日は、初めて童画あそびをする子も多いですよねぇ。
童画あそびをする時は、床が絵の具で汚れないように、この板をつかいます。
この板は『童画板』といいます」


「ふーん」


「これから道具をとりに行ってもらいます。
みんな、その時、この上を歩くとこわれちゃうので
童画板の上はあるかないでくださいね」


「はい」




今から、47年前の昭和45年に
エムポリアム幼稚園を創設した松山清之助園長は
「絵は心の広がり」と、よくいっていました。


松山園長は、当時まだ小さな地方の街に過ぎなかった郡山に
文化の風を送りたいと、郡山市ではじめて画廊をオープンした経営者でもあります。
たくさんの画家と交流を持ち、自身も絵筆を持つ芸術家でもありした。



昭和45年に、エムポリアム幼稚園を創設し、
文化活動の幅を教育分野に広げると、
松山園長みずから、絵筆を持ち、園児たちの絵画指導にあたりました。


その時に大事にしたのが
「絵は心の広がり」という言葉。


当時、幼児教育の世界で
童画あそびに、大きな4つ切りの画用紙を使う園はほとんどありませんでしたが、
松山園長は、「子どもは想いを絵で語る」と、先生たちに言い聞かせ、
4つ切りの大きな紙に、思いっきり「想い」を表現してもらうことを大事にしました。


その取り組みは全国の注目を集めて
「視察が全国から来たのよ」と、
松山園長の奥様である、ママ先生が言っていました。



エムポリアム幼稚園では
今でも、この伝統を大事に守り、
童画あそびを、4つ切りの大きな画用紙で行うために
机を片付け、童画板でお絵かきをしています。



「それでは、今日はクレヨンを使いますので、みんな道具箱からクレヨンを持ってきてください」


「は~い」





「今日、この白い画用紙にみんなに書いてもらうのは『すきなもの』です」


「きのう、みんなに好きなものを一つ考えてきてねって、お願いしましたよね」



「考えてきてくれたかな?」


「おひめさま」


「レモンティー」


「みんな色々考えてきてくれたんですねぇ」


「これから、クレヨンでそれを描きましょう」


「はーい」



絵は子どもたちからの手紙だと言われています。



題:レモンティー

小さな子どもたちは、大人のように多くの言葉をもたないので、絵や歌や踊りといった、非言語コミュニケーションをつかって、自分の心の内にあるつぶやきを表現してゆきます。




題:新幹線

大事なことはうまく書くことではなく、
気付いたり、おどろいたり、興味を持ったり、伝えたいことを、自由に、アウトプット(表現)すること。



テーマ設定も、「みんなの好きなものはなにかなぁ?」とか、「みんなが一番好きなお母さんの顔はどんな顔?」と、子どもの思いや願いを触発し、その子なりの物語りが生まれてくるような導入があると、子どもたちはイキイキとクレヨンを動かし始めます。



題:おかあさん

絵の中で饒舌にお話を語り始める子どもたち。



題:おひめさま

麻里先生は、子どもたちの物語に耳を傾けながら、お話を引き出し、広げる聞き役に回ります。
例えば、ある子に、何を書いているの?ときくと
「お母さん」と教えてくれました。



「へぇ~お母さんを書いたんだねぇ」
「うん。あと、パパとママとお姉ちゃんとぼく」



話を聞いていると、大好きなお母さんから、パパ、お姉ちゃん、家族みんなへとお話が広がり、この子は家族をいろいろ書き足し始めました。


家族にまつわる思いがどんどん広がり、
絵で心の思いを雄弁に語り始めてくれたのです。

題:おかあさん(家族)

また、年少さんぐらいの年だと、
なぐり書きや塗りたくりが大好きな子もたくさんいます。


題:おかあさんのかお

「いつまでもなぐりがきばかりで形になる絵を描きません」と、なかなか形にならない子どもの「絵」にやきもきすることもあるかもしれませんが、


題:お母さん

ある美術教諭は、
「なぐり書きをしている子どもは、手から伝わってくる感触や、視覚的な刺激を楽しんでいるのであり、
小さなさざ波のような動きから大きな波のうねりのような動きまで、リズミカルで軽快な動きを巧みに表現している。」






題:お母さん

「それは、まるで小さな交響曲が紙面全体に拡がっているかのような動きであり、その段階を子どもは楽しんでいます。
大人が形になることにこだわり、下手に注文をつけたり、描き直しさせたりするのではなく、なおさらたくさんさせてあげるようにすることが大切です」と言っていました。




題:ロケット

子どもたちにとって、今やりたいこと=今やらねばならない事




題:おばけのかお

子どもたちはこのような遊びを通して、絵の具やクレヨンで何が出来るのか、どのような性格なのか、材料を知り、技術を獲得していきます。



題:おばけ


言える事は癒える事・・・



題:シンデレラ

言葉がおぼつかない子どもたちにとっては、絵は発散手段にも表現手段にもなる・・・



題:キューレンジャー

麻里先生は丁寧に
子どもたちの思いに耳を傾けながら
子どもたちの心の手紙である一枚一枚の「絵」に題名をつけてゆきます。



題:スーパーマリオの帽子

それでは、きく組さんの童画展覧会を
どうぞお楽しみください
(※この翌日、2色の絵の具を使い、色塗りを行いました)


題:おばけ




題:エルサ(アナと雪の女王より)



題:おかあさん



題:あんぱんまん



題:シンデレラ



題:ドライブ



題:パパとママ




題:おばけ

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